【"持つ"ことじゃなくて"在る"こと】

息子が最近よく焼いてくれるリンゴのパウンドケーキ☺️

妊娠中なので、甘いモノを食べたいけど
太りたくないので自分で焼いていたら、
息子がいつのまにか真似して作ってくれるように✨

男なのに、エラいね〜!
と、からかいながら毎日幸せに浸っています。

今、妊娠6カ月
上の息子はもうすぐ15歳なので
15歳差の兄弟になります。

15年前のあの日々と今同じように妊娠生活を送っていますが、何もかもが違って見えます。

あの頃は、赤ちゃんが産まれてくることを素直に喜べなくて、不安で不安で押しつぶされそうでした。

毎日の生活にも困窮していて
これからどうなるんだろうという毎日

どんな風だったかというと
新しく出来たママ友とのランチに誘われても用事があると言って断って、家で寂しくおにぎりを食べたり、
100円ショップで木ベラを買うかどうか30分迷ったり、
寒い日でも暖房も電気もテレビもつけずに静かな部屋で何日も過ごしていたり。

妊娠中といえば、思い出すのはそんな記憶ばかりです。

そして、それだけじゃなく
今までの環境と、全くちがう環境になり
なんだか寂しくて寂しくて仕方なかったな。

でも今、同じようにお腹の赤ちゃんと一緒に過ごしていますが、全く違う自分です。

お金はたくさん有るわけではないけど
生活を心配しなくて良い程には満たされていて
毎日毎日たくさんの人に頼ってもらっていて
やりたいことや、毎日クタクタになるほどの充実感で溢れている。

ときどき休日はゆっくりと目的のない時間を過ごしてしまう日もあるけど、
それでも、その時間が幸せって思える自分になれています。

昔、欲しかったモノをもって
憧れの自分になったのかな?

って思ったけど、それもちょっと違う。

たぶん、"持つ"ための努力をしたからじゃなくて
こうで"在る"自分を素直に認めることが出来たから

そのことを気づかせてくれたのは、私の人生を大きく変えてくれた息子の存在です。

今思えば、お腹にいた時から、私がちゃんと大人になれるように、色んなことを経験させてくれていたんじゃないかな、と思うほどです。

そして15年経った今は、こうやって優しい人に成長してくれたことが何よりも嬉しい。

そして、こうやって自分と向き合うことで
赤ちゃんという、新たな家族を迎えいれる準備をしているような感覚です。

今この瞬間にしか味わえない感覚を
楽しみながら味わっていられる
そんな自分でい続けたいと思います☺️

外国人(アジア)専門の人材会社を経営するアジア大好き社長のアジアの架け橋blog

夫と共に外国籍の方の人材派遣・職業紹介の会社を経営。 日々様々な外国人と接する中で感じたこと、多様な国籍の人たちがお互い刺激しあえる為の情報を発信しています。

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